おさらい

ここまでのおさらいをしますと、以下のようになります。

  1. LAN上の各ノードは、物理的にはMACアドレスによって識別される。

  2. LAN(WAN)上の各ノードは、論理的にはIPアドレスによって識別される。

  3. IPアドレスからMACアドレスへの変換(MACアドレスの解決(Resolution))には、ARP(Address Resolution Protocol)が使われる。

  4. 1つのネットワーク(セグメントともいいます)には、イーサネットの制約により、あまりたくさんのノードを接続できない。

  5. ノード数が増えすぎたら、ネットワークを分割することを考える。

  6. 異なったネットワーク同士を接続するには、ルータが必要。

  7. 各ノードは、宛先IPによってどこへ送ればよいかを識別する。これを管理・統括するのが、各ノードのメモリ中にあるルーティング・テーブルである。

  8. あるセグメントに存在するゲートウェイ(セグメントの外への出口となるルータまたは同等の機器)が1つしかない場合は、「デフォルト・ゲートウェイ」を設定するだけでOK。あとは「デフォルト・ゲートウェイ」にあたるルータが、そのパケットを適切に配送してくれる。

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