以下の指示に従って、上から順に実行する。
なお、応用が利かなくなるのを避けるため、
画面に表示されるメッセージにもすべて目を通し、
かつ意味を考えながら実行して欲しい(^^;。
KEYMAP を選択。
デフォルトで 106 キーが選択されているので、 そのまま[Enter]
fdiskを選択。
/dev/hda(*1) を選択。なお、ここで表示されている /dev/hdc は IDE CD-ROM の物理デバイス名である。
(*1)SCSI HDD の場合は /dev/sda になる。 以降の表記も適宜読み替えてほしい。
fdisk はコマンドライン・インターフェースを採用している。 まず m (ヘルプ)で使用できるコマンドを把握した方がよい。 実際に使用するのは、以下のコマンドである。
pコマンドで、現在のディスクの状態を表示する。
何らかのパーティションがあれば、 d コマンドでそれらをすべて数字の大きいほうから順に削除する。 なお削除対象のパーティション番号は、 デバイス名 /dev/hdaX の 'X' の数字を入力する。 p コマンドで表示されるデバイスがなくなれば OK。
※Windows など別の OS と共存させることもできるが、 ここではその方法には触れず、Linux のみでディスクを使用する ものとする。なお、他の OS を消さない場合は当然これらの パーティションも削除しない。
n コマンドでパーティションを再作成する。 ここでは、第1パーティションを 64MB のスワップパーティション、 第2パーティションを残り全部として切っている。 この第2パーティションに OS をインストールすることになる。 なお、生成するタイプはいずれも Primary Partition (DOS で言うところの「基本領域」)にしておく。
先頭シリンダ | 最終シリンダ | 備考 | |
---|---|---|---|
第1 パーティション | 1 | +64M('M'は大文字) | どうしてもディスクが足りない場合などは、 +32M とか +16M などでもよい。 |
第2 パーティション | XXX | YYY | いずれも、「最初の cylinder(XXX - YYY):」 メッセージにおける括弧内の数値 |
t コマンドで、 第1パーティションの属性を 82(Linux Swap) に変更する。
a コマンドで、第2パーティションをアクティブ・パーティション (ここからブートするという指定)に変更する。
p コマンドで設定を確認する。 なお、nnnn はディスクによって異なる。
デバイス Boot Begin Start End ブロック Id システム /dev/hda1 1 1 nn nnnnnn 82 Linux Swap /dev/hda2 * nn nn nnn nnnnnn 83 Linux Native
w コマンドで設定を書き込んで fdisk を終了する。 「Plamo Linux のセットアップメニューへようこそ」画面に戻る。