3.3.4. The Handle Server

まず、勘違いしそうなところを先にクリアしておこう:

ハンドルシステムを利用したい場合は、ハンドルサーバーをセットアップする必要がある。 これは DSpace に含まれる。 これは DSpace を評価するためには不要であり、本番のサービスを動かす場合にのみ必要であることに注意して欲しい。 動かす場合はまず、中央の CNRI ハンドルサイトでハンドルプリフィックスを取得する必要がある。

ハンドルサーバーは別プロセスとして動作して、他のハンドルサーバーからの TCP リクエストを受信する。 ローカルに入ってきたハンドルがローカルの内容に対応しない場合は、グローバルのサーバー(群)に対して解決要求を発行する。 ハンドルプロトコルは TCP に基づいており、ブロードキャストが行え、かつ TCP 2641 を受けられるサーバーにインストールする必要がある。

ハンドルサーバーのコードは DSpace のコード[dspace-source]/lib/handle.jarに入っている。 handle.jar ファイルの最新版はライセンス条項が変更になった関係で配布物には含まれなくなくなったので注意して欲しい。 新しいライセンス条項に目を通した上で、設置済みのhandle.jarを更新すべきかどうかを判断することを推奨する。 更新することにしたなら、[dspace-source]/libにある既存のhandle.jarを置き換えた上で、あなたの war ファイルをリビルドすることになる。

単純なハンドル設定を生成するためのスクリプトが存在する - dspace.cfgに適切なパラメータを設定した後、単に[dspace]/bin/make-handle-configを実行すればよい。handle.net にある以下の手順で直接ハンドル設定を生成することもできるが、多少異なるところがある:

どちらのアプローチを取るにしても、Dspace のユーザとして[dspace]/bin/start-handle-serverを起動する。 いったん設定ファイルが作成できれば、http://hdl.handle.net/4263537/5014 に行き、生成されたsitebndl.zipファイルをアップロードする。 アップロードページでは連絡先の情報を要求される。 その後、管理者は(the Global Handle Registryとして知られる)ルートサービス上で authority/prefix の名前を生成し、完了後その旨をあなたに知らせる。 あなたの命名権者(naming authority)に関する詳細情報を受け取るまでは、ハンドルサーバーのインストール作業を続行できない。

DSpace のコードで個々のハンドルを管理しているため、ハンドルの生成や変更といった管理系のオペレーションは DSpace のハンドルサーバーではサポートされないことに留意して欲しい。

CNRI の登録手続きに先立って作られた項目のハンドルプリフィックスを変更したい場合は、[dspace]/bin/update-handle-prefixスクリプトを動かせばよい。 CNRIへの登録の前に項目をロードしたい場合は、この作業を行う必要があるだろう。このスクリプトは現在のプリフィックスと新しいプリフィックスを引数として取る。たとえば


[dspace]/bin/update-handle-prefix 123456789 1303

は現在割り当てられている123456789というプリフィックス全てを1303に変更する。これで、たとえば123456789/23であったハンドルはデーターベース内で1303/23に更新される。

up